新しいトレーニング・「ゆる」(3)

冬に向けパフォーマンスを向上させるため、「ゆる」を導入。ゆる体操で全身を脱力した後に行うのが達人トレーニングで、そのために入手したビデオが「達人トレーニング入門」。

体の動きを向上させるための要素がいくつかあり、そのひとつが「センター」と呼ばれるもので、スキーでもよく使われる用語と同義だ。このセンターの意識を作るため、統一棒と呼ばれる2本の樫の棒を十字型に合わせたものに乗る。

い、痛ぇぇー!!

くるぶしの下で2〜3分乗るようにとあるが、痛くてしょうがない。センターの意識形成よりもツボを刺激するのが目的のようにすら感じられる。しかもこの統一棒、どう見ても100均で売っていそうなシロモノなのだが、思いのほか高い。

痛みに耐え2分ほどを過ごした後は、センターの意識を高める「軸タンブリング」というトレーニング。はた目には体を上下にゆすっているようにしか見えないが、身体を天地方向に直線状に貫くラインを意識するのだそうな。もちろん今は形式を真似ているだけだが。

そして、肩甲骨周りの筋肉を使う「ベスト」というトレーニングも行った。ベストを着たときのような肩のラインを使うことからこの名前がついたそうだが、肩を動かすときにこの大きな筋肉も一緒に使うことで楽に力が出せるらしい。このトレーニングとゆるのおかげと信じているのだが、バドミントンでスマッシュを連続してどんなに打っても、昔と違って肩関節が痛くならなくなった。これだけでも導入した価値はあったかな?と思わせてくれるが、メインはあくまでスキーへの応用。

達人トレーニングも、当分みっちり練習して結果を載せたい。

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