「ナンバ」で走ってみた・中間報告

行進などに見られるような左右の手足を交互に出す動きではなく、左右の手足をシンクロさせて走る「ナンバ(的?)走り」をジョギング用に取り入れてみたのが2,3か月前。
始めた頃は手足のリズムを整えるために両手をダラリと下げていたのですが、脚が前に出る際反対側の肩が下がるというコツ(なのかな?)をつかんでからは、手を上げても交互動作(見た目)にしても走れるようになってきました。となると、そろそろ何らかの成果を期待してしまいます。

走り方を変えてから変わったことを考えてみると・・

1.呼吸がとても楽になった
2.長い距離走ってみて、タイムが縮んだと思われる
3.「明るくなったね」と言われるようになった

1の呼吸が楽というのは主観なので、体調や条件に左右されるかとも疑ってみたのですが、何度試してもナンバ(的)走りのほうが楽に走れます。これは、左右の手足が同期して出ることで体がねじれず、自由に呼吸ができるためと思われます。
2は、いつものコースを周ってみて、いつもよりタイムが縮んだという話です。ただ、呼吸が楽になったおかげでいつもより無理して走るようになったのではないか等考えられ、走り方以外の部分で本当に同じ条件なのか自信がないので今後正確な比較方法を検討していきたいと思います。
3は流してください

さて、前からヒジョーに気になっていたのですが、2つの走り方で短距離を走るとタイムは変わってくるのでしょうか?これなら長距離に比べほぼ同じ条件で比較できそうに思えます。生来走るのが苦手(バラしちゃった)な自分に光明は差すのか?期待してしまいます。

なかなか機会に恵まれず、いつかやろうと思い続けていたのですが、とうとうその時がやってきました。早朝ゴミ拾いに行くため1時間ほど自転車をこいだ帰り道、なぜか朝なのにハイテンションで体が運動を求めています。これはチャンス。場所を求めて工場跡地に忍び込み、スタートと100mぐらいと思われる地点にラインを引きます。

まずは今までの走り方。決して手は抜けないので必死で走ります。そして出たタイムは12秒7。あくまで比較のための記録なので、タイムそのものはノーコメントで(;-_-)

そして2回目はいよいよナンバでトライです。これまた必死で走る、走る・・・ゴール!タイムは・・
16・・・17・・・って止まってないじゃんΣ(゚Д゚;

気を取り直して3回目。ストップウォッチを何度も動かして、ちゃんと止まることを確認してからスタート。結果は・・・
16秒5?どうやらタイムを0に戻し忘れていたようです。゜(゚´Д`゚)゜。

自分に嫌気が差しながらも、やめる訳にはいきません。小休止した後、今度こそはとスタートを切ります。記録は・・

13秒5。

( ゚Д゚)ハァ?

早くない、ちっとも早くないよナンバ(的)走り!!

自己弁護のため条件の差分を考えると、数回試技を重ねたことによる肉体的(それ以上に精神的)疲労があったのかもしれません。交互に数回ずつ試してみた方がより正確なのでしょう。が・・
落胆のあまり実験終了。別の機会にきっちりカタをつけようと心に誓って・・。

その後本屋で「奇跡のトレーニング」という、初動負荷理論を紹介した本を立ち読みしてまた愕然。
「末續はナンバ走りじゃない」他、ナンバに否定的な記事が!

・・・もうやめよっかな、とすぐに影響されてしまうワタシ。迫るシーズンイン、どうなる今後のトレーニング法!?

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